株式会社イールドマーケティングの木本旭洋です。今回は、バーチャルオフィス経験者の私が、九段下のおすすめ格安バーチャルオフィスを紹介します。
九段下のおすすめ格安バーチャルオフィス1選
九段下は、千代田区の中心に位置し、靖国神社や日本武道館に近接する歴史ある街並みが特徴のビジネスエリアです。銀行所有ビルや登録有形文化財の旧九段会館を活用した新しいタイプのバーチャルオフィスが続々とオープンしています。今回は、月額3,300円からという格安プランから、49名収容可能なセミナールームを完備した高機能施設まで、コストパフォーマンスに優れた九段下エリアのバーチャルオフィスを厳選してご紹介します。
ビジネスエアポート九段下
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区九段南1-6-5 九段会館テラス1F・B1F |
最寄り駅 | 東京メトロ半蔵門線・東西線、都営新宿線「九段下駅」4番出口より徒歩1分 |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | アドレス会員:66,000円〜、プライベート会員:9,900円〜(税込) |
オフィス形態 | バーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィス |
運営会社 | 東急不動産株式会社 |
登記 | 可能 |
郵送物 | 受取・転送可能 |
会議室利用 | 可能(6名用・8名用、2,750円〜3,300円/時) |
受付 | あり(平日9:00-18:00) |
法人口座サポート | なし |
公式サイト | https://business-airport.net/shop/kudanshita/ |
おすすめポイント
ビジネスエアポート九段下は、登録有形文化財の旧九段会館を一部保存・活用した歴史的価値のある施設です。お濠に面した開放的なコワーキングスペースからは四季折々の自然を臨むことができ、歴史と品格を感じる「保存棟」と最新技術を採用した「新築棟」の2つのエリアから好みの空間を選択可能。施設内にはコンビニエンスストアやカフェ、クリニックモールも併設され、1名用のWeb会議専用ルームも完備しています。共用ラウンジは平日7:00から22:00まで利用可能で、サービスオフィスは24時間365日利用できます。
九段下のバーチャルオフィスを選ぶ上で重要な3つのポイントをチェック!
1.必要なサービスがあるかで選ぶ
バーチャルオフィスを選ぶ際は、まず自分のビジネスに必要なサービスが含まれているかを確認することが重要です。九段下エリアのバーチャルオフィスでは、基本的なサービスとして住所利用、法人登記、郵便物の受取・転送などが提供されています。
特に九段下エリアは、千代田区の中心に位置する好立地を活かし、多くの施設が充実したサービスを展開しています。例えば、法人口座開設保証制度や電話秘書代行、49名収容可能なセミナールームなど、ビジネスの成長をサポートするサービスが充実しています。
また、動画配信スタジオやカウンセリングスペースなど、特徴的な設備も用意されています。ただし、サービスを追加するほど月額費用は上がる傾向にあるため、実際に必要なサービスを見極めてプランを選択することが、コスト管理の面でも重要になります。自社のビジネスモデルや将来の成長計画に合わせて、必要なサービスを選定することをお勧めします。
2.所在地の建物のグレードで選ぶ
バーチャルオフィスの建物のグレードは、企業の信用度とブランドイメージに大きく影響します。九段下エリアのバーチャルオフィスは、立地によって大きく3つのタイプに分かれています。
1つ目は、銀行所有ビルや九段会館テラスなどの歴史的建造物。りそな銀行所有ビルなど、金融機関の名前が入った建物は、対外的な信用力が高く評価されています。
2つ目は、靖国通り沿いの一般的なオフィスビル。1980年代に建設された物件が多く、基準階365坪程度の中規模オフィスビルが中心です。2023年以降、リノベーションされた物件も増えており、会議室やフォンブースなどの新しい設備も充実しています。
3つ目は、神保町エリアの古書店街に近い伝統的な商業ビル。比較的リーズナブルな料金設定で、文化的な雰囲気を重視する企業に人気があります。建物のグレードは業態や取引先との関係性を考慮しながら選択することが重要です。
3.料金で選ぶ
九段下エリアのバーチャルオフィスの料金は、月額3,300円から88,000円までと幅広い価格帯が存在します。最も手頃な価格帯はKarigoの月額3,300円からで、年間契約による割引も適用可能です。初期費用は事業者によって大きく異なり、5,500円から46,500円までの幅があります。
入会金16,500円と保証金30,000円が必要ですが、法人口座開設保証制度があり、開設できなかった場合は返金される仕組みを整えています。
料金プランは立地やサービス内容によって大きく異なり、りそな銀行所有ビルなどの金融機関名が入った建物は月額20,000円以上からとなります。料金を検討する際は、基本料金に加えて会議室利用料や郵便転送サービスなどのオプション料金も考慮する必要があります。