築地のおすすめ格安バーチャルオフィス5選

株式会社イールドマーケティングの木本旭洋です。今回は、バーチャルオフィス経験者の私が、築地のおすすめ格安バーチャルオフィスを紹介します。

目次

築地のおすすめ格安バーチャルオフィス5選

築地は、2025年の市場跡地再開発を控え、新たなビジネス拠点として注目を集めるエリアです。月額3,300円という都内最安値クラスのプランから、50名収容可能なイベントスペースやバリスタカフェを備えた次世代型オフィスまで、起業家の成長をサポートする多様なバーチャルオフィスが続々とオープンしています。今回は、コストパフォーマンスに優れた築地エリアのバーチャルオフィスを厳選してご紹介します。

ファビット銀座

項目内容
所在地東京都中央区銀座1-15-4 銀座1丁目ビル7階
最寄り駅地下鉄「宝町駅」A3出口徒歩3分、地下鉄「銀座一丁目駅」11番出口徒歩3分、地下鉄「京橋駅」7番出口徒歩4分
初期費用22,000円
月額費用3,980円〜(2024年12月末までのキャンペーン価格)、通常11,000円〜
オフィス形態バーチャルオフィス・コワーキングスペース・レンタルオフィス
運営会社fabbit株式会社
登記可能
郵送物受取・転送可能(1,980円/月+転送料実費)
会議室利用可能(6名用:3,300円/時間、イベントスペース50名用:22,000円/時間)
受付あり(平日9:00-18:00)
法人口座サポートあり(みずほ銀行やGMOあおぞらネット銀行など4つの銀行と連携)
公式サイトhttps://fabbit.co.jp/office/fabbit-ginza/

おすすめポイント

fabbit銀座は、地上13階建てのガラス張りモダンビルに位置する次世代型バーチャルオフィスです。2025年1月現在、新規申込限定で月額3,980円という破格の料金でご利用いただけます。会員数約20,000人のfabbitコミュニティを活用でき、入居者同士の交流会やfabbit Conferenceセミナーなど企業の成長支援イベントを定期的に開催。50名収容可能なイベントスペースも完備し、24時間利用可能なコワーキングスペースでは本格的なバリスタカフェも併設しています。

銀座アントレサロン

項目内容
所在地東京都中央区銀座7丁目13番5号 NREG銀座ビル1階
最寄り駅東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」徒歩2分、東京メトロ銀座線「銀座駅」徒歩5分
初期費用0円
月額費用3,800円〜(税別)
オフィス形態バーチャルオフィス・コワーキングスペース・レンタルオフィス
運営会社銀座セカンドライフ株式会社
登記可能(追加料金なし)
郵送物受取・転送可能(月額2,000円)
会議室利用可能(4名用:500円/時間、セミナールーム20名用:1,500円/時間)
受付あり(常駐スタッフ対応)
法人口座サポートあり(都市銀行、信用金庫、信用組合と提携)
公式サイトhttps://entre-salon.com/salon/ginza/

おすすめポイント

銀座アントレサロンは、東京都のインキュベーション施設として認定された次世代型バーチャルオフィスです。2025年1月現在、月額3,800円という格安料金で、東京・神奈川・埼玉の12拠点15店舗が利用可能。予約不要の無料オープンラウンジでは、来客との商談や打ち合わせに1日3時間まで無料で利用できます。東京都中小企業振興公社の創業支援制度である上限300万円の創業助成金の申請要件を満たすことができ、起業支援セミナーや交流会も定期的に開催しています。

ワンストップビジネスセンター銀座

項目内容
所在地東京都中央区銀座7丁目15-8 タウンハイツ銀座内
最寄り駅東京メトロ日比谷線「東銀座駅」徒歩6分、東京メトロ銀座線「銀座駅」徒歩8分、都営大江戸線「築地市場駅」徒歩3分、都営大江戸線「汐留駅」徒歩5分、JR「新橋駅」徒歩9分
初期費用9,800円(税込10,780円)
月額費用エコノミープラン:4,800円(税込5,280円)、ビジネスプラン:8,900円(税込9,790円)、プレミアムプラン:14,800円(税込16,280円)
オフィス形態バーチャルオフィス
運営会社株式会社ワンストップビジネスセンター
登記可能
郵送物受取・転送可能(週1回無料転送付き)
会議室利用可能(平日・土日祝24時間利用可、1時間1,100円〜)
受付あり(平日10:00-17:30)
法人口座サポートあり(メガバンク、地方銀行、ネット専業銀行で口座開設可能)
公式サイトhttps://www.1sbc.com/branch/ginza/

おすすめポイント

ワンストップビジネスセンター銀座は、古くから銀座に佇むレンガ貼りのオフィスビルに位置する次世代型バーチャルオフィスです。2025年1月現在、20代以下の若者、女性、シニア、障がい者向けに初期費用と1ヶ月分の月額利用料が無料になる起業家応援割引を実施中。30日間の返金保証制度があり、全国40拠点以上の会議室が利用可能。天井の高い全面窓の会議室は1時間1,100円から利用でき、会議室ポイント(12時間分11,000円)の購入で実質2時間分無料になります。

Karigo銀座四丁目

項目内容
所在地東京都中央区銀座四丁目
最寄り駅東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」徒歩1分、東京メトロ「銀座駅」徒歩8分
初期費用ホワイトプラン:5,500円、ブループラン:11,000円、オレンジプラン:14,300円
月額費用ホワイトプラン:個人3,300円〜、法人5,500円〜、ブループラン・オレンジプラン:11,000円〜
オフィス形態バーチャルオフィス
運営会社株式会社Karigo
登記可能
郵送物受取・転送可能(手数料なし、送料のみ)
会議室利用可能(銀座一丁目店の会議室が利用可能)
受付あり(平日10:00-16:00、週末17:00まで)
法人口座サポート会社設立代行サービスあり
公式サイトhttps://karigo.net/tenpo/ginza4/

おすすめポイント

Karigo銀座四丁目は、2006年から運営する業界老舗のバーチャルオフィスです。東銀座駅から徒歩1分の超一等地に位置し、銀座一丁目店と徒歩5分の距離にあり、両拠点の利用が可能です。2025年1月現在、全国62拠点のネットワークを持ち、延べ60,000社以上の利用実績があります。郵便物の転送は手数料なしで送料のみ、専用管理画面で転送頻度の変更も可能。クレジットカード決済に対応し、会社設立から法人口座開設までワンストップでサポートしています。

BASE東銀座

項目内容
所在地東京都中央区築地4-5-5 2F
最寄り駅東京メトロ日比谷線「東銀座駅」徒歩5分、都営大江戸線「築地市場駅」徒歩4分、都営浅草線「築地駅」徒歩4分
初期費用入会費:5,000円(税別)
月額費用バーチャルオフィスプラン:3,800円〜、フリーデスクプラン:9,505円〜、個室プラン:50,000円〜
オフィス形態バーチャルオフィス・コワーキングスペース・レンタルオフィス
運営会社nex株式会社
登記可能
郵送物受取・転送可能(月1回の郵便物転送が基本料金に含まれる)
会議室利用可能
受付あり
法人口座サポートあり
公式サイトhttps://bizbase.space/base/base-東銀座/

おすすめポイント

BASE東銀座は、2025年に大規模再開発が予定される築地エリアに隣接する次世代型バーチャルオフィスです。ビジネスサポート全般から専門家を招いての学習会、営業代行、お仕事の受発注など、利用者のビジネスに集中できる環境を提供。個別電話番号の基本料金および電話転送、毎月一回の郵便物転送が月額料金に含まれており、通話料や郵送費のみ実費精算となります。カードキー付きの専用個室では荷物や書類を置きっぱなしにすることができ、セキュリティも万全です。

築地のバーチャルオフィスを選ぶ上で重要な3つのポイントをチェック!

1.必要なサービスがあるかで選ぶ

バーチャルオフィスを選ぶ際は、まず自分のビジネスに必要なサービスが含まれているかを確認することが重要です。築地エリアのバーチャルオフィスでは、基本的なサービスとして住所利用、法人登記、郵便物の受取・転送などが提供されています。

特に築地エリアは、2025年の大規模再開発を控え、独自のサービスを展開しています。例えば、50名収容可能なイベントスペース、本格的なバリスタカフェ、私語・電話禁止エリアと電話OKエリアの2つのワークスペース、予約不要の無料オープンラウンジ(1日3時間まで無料)、専門家を招いての学習会、営業代行、お仕事の受発注など、ビジネスの成長をサポートするサービスが充実しています。

また、東京都のインキュベーション施設として認定された施設では、東京都中小企業振興公社の創業支援制度である上限300万円の創業助成金の申請要件を満たすことができ、起業支援セミナーや交流会も定期的に開催しています。ただし、サービスを追加するほど月額費用は上がる傾向にあるため、実際に必要なサービスを見極めてプランを選択することが、コスト管理の面でも重要になります。自社のビジネスモデルや将来の成長計画に合わせて、必要なサービスを選定することをお勧めします。

2.所在地の建物のグレードで選ぶ

バーチャルオフィスの建物のグレードは、企業の信用度とブランドイメージに大きく影響します。築地エリアのバーチャルオフィスは、立地によって大きく3つのタイプに分かれています。

1つ目は、銀座1丁目ビルなどの2020年以降に竣工・リノベーションされた超高層オフィスビル。地上13階建てのガラス張りモダンな外観で、24時間利用可能なコワーキングスペースやバリスタカフェを備えているのが特徴です。

2つ目は、NREG銀座ビルや銀座THビルなどの東京都認定インキュベーション施設。天井高のある開放的な空間設計で、私語・電話禁止エリアと電話OKエリアを分けた機能的なワークスペースを提供しているのが特徴です。

3つ目は、タウンハイツ銀座などの由緒あるレンガ貼りのオフィスビル。古くから築地・銀座エリアに佇む歴史的な建物で、天井の高い全面窓の会議室など、クラシカルな雰囲気を活かした内装デザインが特徴です。また、2025年の築地市場跡地再開発に伴い、新たな高級オフィスビルの建設も予定されています。建物のグレードは業態や取引先との関係性を考慮しながら選択することが重要です。

3.料金で選ぶ

築地エリアのバーチャルオフィスの料金は、月額3,300円から53,600円までと幅広い価格帯が存在します。最も手頃な価格帯はKarigo銀座四丁目の個人プランで、月額3,300円からスタートできます。初期費用は事業者によって大きく異なり、0円から22,000円までの幅があります。

銀座アントレサロンでは初期費用0円で利用開始でき、fabbit銀座では新規申込限定で月額3,980円という破格の料金を提供しています。料金プランは立地やサービス内容によって大きく異なり、超高層ビルの個室プランは月額50,000円以上からとなります。

料金を検討する際は、基本料金に加えて郵便転送サービス(月額1,980円〜2,000円)や会議室利用料(1時間500円〜3,300円)などのオプション料金も考慮する必要があります。また、築地エリアの物件では、20代以下の若者、女性、シニア、障がい者向けの起業家応援割引や、30日間の返金保証制度など、独自の料金プランを提供しています。1年一括払いによる割引制度や、会議室ポイント(12時間分11,000円で実質2時間分無料)など、コストを抑えられる特典も充実しているため、利用期間も含めて検討することをお勧めします。

この記事を書いた人

木本旭洋のアバター 木本旭洋 株式会社イールドマーケティング代表取締役

株式会社イールドマーケティング代表。大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験後、2022年に当社を創業。バーチャルオフィスとレンタルオフィスの利用経験者。

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