佐賀のおすすめ個室ありレンタルオフィス2選

株式会社イールドマーケティングの木本旭洋です。今回は、レンタルオフィスを実際に利用している私が、佐賀のおすすめレンタルオフィスを紹介します。

佐賀のおすすめ個室ありレンタルオフィス2選

佐賀のレンタルオフィスは、九州自動車道と長崎自動車道の結節点という立地を活かし、福岡や長崎からのアクセスの良さから、サテライトオフィスとしても注目を集めています。個室タイプのレンタルオフィスは、プライバシーが確保され、有明海沿岸部特有の気候にも対応した快適な環境で業務に集中できる上、伝統的な町家をリノベーションした特徴的な物件も多数あります。今回は、立地、コストパフォーマンス、施設の充実度を総合的に評価し、佐賀で特におすすめの個室付きレンタルオフィスをご紹介します。

AMCCビジネスラウンジ

項目詳細
所在地佐賀県佐賀市八幡小路1-7
最寄り駅JR佐賀駅から徒歩10分、佐賀県庁から徒歩8分
初期費用ICカード発行手数料2,000円
月額費用ベーシック:25,000円、カンパニープラン:65,000円~、ドロップイン:700円/時、3,000円/日
オフィス形態レンタルオフィス、コワーキングスペース、シェアオフィス
運営会社株式会社AMCC
登記法人登記可能(カンパニープランは無料、ベーシックはオプション+5,000円)
個室タイプ個室201・202(6名用)、大会議室(12名用)
会議室利用大会議室(12名収容)、個室(6名収容)
会議室以外のスペースフォーンブース、フリードリンクコーナー、イベントスペース
受付コンシェルジュ常駐(平日9:00-18:00)
利用時間会員は24時間365日、ドロップインは7:00-21:00
公式サイトhttps://amcc.work

おすすめポイント

AMCCビジネスラウンジは、佐賀市中心部に位置する3階建てのビルを一棟リノベーションしたシェアオフィスです。2024年12月より野村不動産のH1Tと提携を開始し、全国のサテライトオフィスネットワークへのアクセスが可能になりました。1階から3階に上がるにつれてパブリックからプライベートな空間構成となっており、フロア貸切でのイベントスペースとしても利用可能です。カンパニープランでは月16時間まで会議室が無料で利用でき、挽きたてコーヒーサービスやオンライン会議専用のフォーンブースも完備しています。

マチノシゴトバ COTOCO215

項目詳細
所在地佐賀県佐賀市呉服元町2-15 COTOCO215
最寄り駅JR佐賀駅から徒歩15分
初期費用入会金330円(コワーキング)、事務手数料11,000円(固定席)
月額費用コワーキング:550円/2時間、880円/4時間、1,650円/日、固定席:28,600円/月
オフィス形態レンタルオフィス、コワーキングスペース、シェアオフィス
運営会社株式会社ワークヴィジョンズ
登記法人登記可能
個室タイプ固定席10席
会議室利用ミーティングスペース完備
会議室以外のスペースカフェ、テラス席、展示販売スペース
受付あり
利用時間コワーキング:平日10:00-18:00、固定席:24時間年中無休
公式サイトhttp://co-cotoco.jp

おすすめポイント

マチノシゴトバ COTOCO215は、佐賀市出身の建築家がプロデュースした、海上輸送用コンテナを活用した特徴的な外観を持つシェアードワークプレイスです。併設のカフェでは手頃な価格のランチを提供し、テラス席での作業も可能。地元クリエイターの作品展示販売スペースを備え、トークイベントやパーティーなど様々な用途で利用できるイベントスペースとしても人気です。プロジェクター完備の会議室は1時間11,000円から利用可能で、出力機器も設置されています。

佐賀のレンタルオフィスを選ぶ上で重要な3つのポイントをチェック!

1.快適に働ける環境か

佐賀のレンタルオフィスを選ぶ際は、特に有明海沿岸部特有の気候への対応が重要なポイントとなります。夏場の高温多湿と冬場の強い季節風への対策として、個室ごとの個別空調の有無や空調の効きを確認し、快適な室温管理ができるかどうかをチェックする必要があります。

また、古い町家や歴史的建造物をリノベーションした物件も多いため、断熱性能や防音性能の確認も欠かせません。施設内の防音性も重要で、特に佐賀駅や唐津駅周辺では、列車や路線バスの騒音への対策が施されているかどうかを確認することをお勧めします。

水回りの設備については、梅雨時期の湿気対策や共用部分の清掃頻度、維持管理状況をチェックし、特に空調設備のメンテナンス体制が整っているかを確認することが大切です。休憩スペースについては、季節を問わず快適に利用できる空調設備が整っているかどうかも、業務効率を維持する上で重要な要素となります。また、有明海特有の潮風対策として、窓の気密性や除湿設備の確認も必要です。

2.会議室やワークスペースの利便性

佐賀のレンタルオフィスでは、会議室の利用条件と共用スペースの充実度が重要な判断基準となります。特に九州自動車道と長崎自動車道の結節点という立地を活かし、福岡や長崎からのビジネス来訪者が多いため、急な商談にも対応できる会議室の予約システムの柔軟性が重要です。

また、陶磁器や農産物など地場産業の商談に適した展示スペースや、商品撮影が可能な設備の有無も確認が必要です。Web会議の増加に伴い、防音された個室や電話ブースの数、通信環境の安定性も重要な検討ポイントです。共用スペースについては、有明海沿岸部特有の高温多湿な気候に対応した空調設備の整備状況を確認する必要があります。

また、伝統的な町家をリノベーションした物件も多いため、和の趣を活かした商談スペースの有無や、茶室などの特殊な設備の利用条件も確認が必要です。さらに、地域特有の商習慣として重視される対面での商談に対応できるよう、応接スペースや商談ブースの充実度、お茶出しなどのサービス対応の有無も重要な要素となっています。

3.オプションサービスを含めた料金体系

佐賀のレンタルオフィスの料金体系を検討する際は、基本料金に加えて、地域特有の追加コストを考慮する必要があります。特に有明海沿岸部の高温多湿な気候による空調費用は本州の他地域と比べて高額になる傾向があり、電気代が基本料金に含まれているかどうかは重要なポイントです。

また、福岡や長崎へのアクセスの良さを活かしたサテライトオフィス需要も多いため、短期利用や時間利用などの柔軟な料金プランの有無も確認が必要です。県や市による創業支援制度や産業振興補助金など、公的支援制度の利用可能性も総コストを検討する上で重要な要素となります。さらに、伝統的な町家をリノベーションした物件では、建物の維持管理費用や設備の更新費用なども含めて検討が必要です。

契約更新時の更新料や退去時の原状回復費用に加えて、梅雨時期の除湿対策費用や設備メンテナンス費用なども含めて、年間を通じた実質的なコストを把握することが重要です。特に、佐賀駅や鳥栖駅周辺の商業地域では、来客用の駐車場料金や商品展示スペースの利用料金なども考慮に入れる必要があります。

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